
「電通ベンチャーズ」、インドでオンデマンド型のシャトルバスサービスを運営する「スーパーハイウェイラボ社」に出資
7.31 2018
株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員 山本 敏博)と株式会社プライムパートナーズ(本社:東京都港区、共同代表:堀部大司、長谷川勝之)が共同運用するコーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンド「電通ベンチャーズ1号グローバルファンド」(以下「電通ベンチャーズ」)は、インドでオンデマンド型のシャトルバスサービス(サービス名:シャトル)を運営している「Super Highway Labs Pvt. Ltd.」(本社:グルガオン市、共同創業者兼CEO:Amit Singh、以下「スーパーハイウェイラボ社」)に出資しました。
スーパーハイウェイラボ社は、モバイルアプリによる事前予約で乗客が希望するピックアップ場所までエアコン付きのバスで迎えにいくスマートモビリティーサービスを提供しています。手頃な価格で容易に座席が確保でき、安全で快適な通勤・通学ができるため、2015年の事業開始以降、乗客数と契約するバス会社のネットワーク数を急速に伸ばしています。現在ではデリー首都圏だけでも一日平均約50,000人の乗客と700台以上のバス運行を独自システムで実現し、インドのその他7都市へも事業を拡大しています。
今後、電通ベンチャーズは、都市の渋滞や大気汚染問題の改善にも寄与するスーパーハイウェイラボ社の事業拡大を支援していくとともに、移動データを生かした新しいマーケティングソリューションの開発や、日常の通勤・通学時間におけるバス空間ならではのメディア事業など、都市のモビリティー領域における新たな事業開発を同社と共に推進していきます。
一般のバスサービス(上)とスーパーハイウェイラボ社のバスサービス(下)


スーパーハイウェイラボ社の概要
- 社名:
- Super Highway Labs Pvt. Ltd.
- 本社所在地:
- インド ハラヤーナー州グルガオン市
- 代表者:
- Amit Singh、共同創業者兼CEO
- 事業内容:
- モバイルアプリによるオンデマンド型のスマートモビリティーサービス「シャトル」を提供
- URL:
- https://ride.shuttl.com/
電通ベンチャーズの概要
- 名称:
- 電通ベンチャーズ1号グローバルファンド(Dentsu Ventures Global Fund I)
- ファンド総額:
- 100億円
- ファンド組成時期:
- 2015年4月
- 運用期間:
- 2025年3月までの10年間を予定
- 投資地域:
- 米国、欧州・日本、アジアなどグローバルに投資
- 投資ステージ:
- シード/アーリーステージを中心としつつ、ミッド/レイターステージも含む幅広いバランス投資
- 投資領域:
- (1)広義のマーケティング/コミュニケーションビジネスを変革しうる領域
- (2)上記に当てはまらなくともイノベーティブでポテンシャルの高い新領域
- URL:
- http://dentsu-v.com/