
「電通ベンチャーズ」、映像制作者のための画像認識・機械学習プラットフォームを開発する米国「アレイ社」に出資
4.3 2018
株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博)と株式会社プライムパートナーズ(本社:東京都港区、共同代表:堀部大司、長谷川勝之)が共同運用するコーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンド「電通ベンチャーズ1号グローバルファンド」(以下「電通ベンチャーズ」)は、米国の「Arraiy, Inc.」(本社:サンフランシスコ市、CEO:Ethan Rublee、以下「アレイ社」)に出資しました。
アレイ社は、Ethan Rublee氏(現CEO)、Gary Bradski氏(現CTO)らコンピュータービジョンや機械学習に知見の深いメンバーが2016年に設立した会社で、AIを用いて自動でVFX(ビジュアル・エフェクト)映像の生成を可能にする画像認識・機械学習プラットフォームを開発しています。アレイ社のプラットフォームを用いることで、映像制作者は高品質なVFX映像を短時間かつ低コストで制作することが可能になります。
電通ベンチャーズは、アレイ社のプラットフォームはコンテンツクリエーションの垣根を下げ、質の高いコンテンツの裾野の拡大に寄与するものと考えています。今後、当社グループは、アレイ社のビジネスアライアンスの構築やコンテンツに関わるビジネスエコシステムの整備などの分野で、同社のテクノロジー開発とビジネス成長を支援していきます。
アレイ社と電通ベンチャーズの概要は以下のとおりです。
アレイ社の概要
- 社名:
- Arraiy, Inc.
- 本社所在地:
- 米国カリフォルニア州サンフランシスコ市
- 設立:
- 2016年4月26日
- 代表者:
- Ethan Rublee, CEO
- 事業内容:
- コンピュータービジョンと機械学習プラットフォームの開発
- URL:
- https://www.arraiy.com/
電通ベンチャーズの概要
- 名称:
- 電通ベンチャーズ1号グローバルファンド(Dentsu Ventures Global Fund I)
- ファンド総額:
- 100億円
- ファンド組成時期:
- 2015年4月
- 運用期間:
- 2025年3月までの10年間を予定
- 投資地域:
- 米国、欧州、日本、アジアなどグローバルに投資
- 投資ステージ:
- シード/アーリーステージを中心としつつ、ミッド/レイターステージも含む幅広いバランス投資
- 投資領域:
- (1)広義のマーケティング/コミュニケーションビジネスを変革しうる領域
- (2)上記に当てはまらなくともイノベーティブでポテンシャルの高い新領域
- URL:
- http://dentsu-v.com/