
「電通ベンチャーズ」、ドローンを活用した事業支援クラウドサービスを開発・提供する「株式会社CLUE」に出資
11.15 2017
株式会社電通(本社:東京都港区、社長:山本 敏博)と株式会社プライムパートナーズ(本社:東京都港区、共同代表:堀部大司、長谷川勝之)が共同運用するコーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンド「電通ベンチャーズ1号グローバルファンド」(以下「電通ベンチャーズ」)は、ドローンが当たり前に飛び交う社会を目指し、ドローンを活用した点検・測量・空撮などの事業支援ソリューションを開発・提供する「株式会社CLUE」(本社:東京都港区、代表取締役社長:阿部 亮介、以下「クルー社」)に出資しました。
クルー社は、ドローンの飛行制御技術に加え、画像収集やデータ加工・解析が一括処理できるソリューションを提供しており、住宅屋根点検や商業施設外壁点検、また開発途上国向けのインフラ点検などの事業を展開しています。また、遠隔地の複数台のドローンをクラウド上からリアルタイムで制御する技術やデータ転送技術の開発を進めており、それらの技術を応用した産業別のソリューションも提供しています。
同社は、ドローンの活用が一般化するのに伴い、各産業での生産性向上やコスト削減に寄与するキーテクノロジーとなるととらえ、提供する各種事業を通じて社会基盤整備への貢献を進めています。
今後、電通ベンチャーズは、電通グループが有するリソースや事業機会を活用して、ドローン飛行および運用に関する豊富なノウハウを保有するクルー社の成長戦略と、ひいてはドローン産業全体の発展に貢献していきます。
クルー社と電通ベンチャーズの概要は以下のとおりです。
<クルー社が開発する、日本初のスマートフォンで動かすドローン屋根撮影アプリ「Drone Roofer」>

クルー社の概要
- 社名:
- CLUE株式会社
- 本社所在地:
- 東京都港区南青山7-10-3 南青山ビル4階
- 代表者:
- 阿部 亮介(代表取締役社長)
- 事業内容:
- ドローンを活用した事業支援クラウドサービスの開発・提供
- URL:
- https://corp.t-clue.com
電通ベンチャーズの概要
- 名称:
- 電通ベンチャーズ1号グローバルファンド(Dentsu Ventures Global Fund I)
- ファンド総額:
- 100億円
- ファンド組成時期:
- 2015年4月
- 運用期間:
- 2025年3月までの10年間を予定
- 投資地域:
- 米国、欧州、日本、アジアなどグローバルに投資
- 投資ステージ:
- シード/アーリーステージを中心としつつ、ミッド/レイターステージも含む幅広いバランス投資
- 投資領域:
- (1)広義のマーケティング/コミュニケーションビジネスを変革しうる領域
- (2)上記に当てはまらなくともイノベーティブでポテンシャルの高い新領域
- URL:
- http://dentsu-v.com/