「電通ベンチャーズ」、デジタル時代のクリエーターと スーパーファンを結ぶプラットフォームを開発する米国「ビクトリアス社」に出資
6.7 2016
株式会社電通(本社:東京都港区、社長:石井 直)と株式会社フィールドマネージメント・キャピタル(本社:東京都港区、共同代表:堀部大司、長谷川勝之)が共同運用するコーポレート・ベンチャーキ ャピタル・ファンド「電通ベンチャーズ 1 号グローバルファンド」(以下「電通ベンチャーズ」) は、YouTuber や Instagrammer などのデジタル時代のクリエーターと、そのスーパーファン(熱狂的なファン)を結ぶプラットフォームを開発する米国の「Victorious Inc.」(本社:サン タモニカ市、創業者 CEO:Sam Rogoway、以下「ビクトリアス社」)に出資しました。
電通ベンチャーズは、まだ見ぬ未来をつくり出していく野心的なスタートアップ企業への投 資と、投資先との協業を通した当社グループのオープンイノベーションを実現するために、昨 年 4 月に設立したファンドです。資金提供のみならず、当社グループならではの課題解決に向けたソリューションやリソースを提供することで事業や起業家を支援しています。その第 7 号 案件がビクトリアス社になりました。
ビクトリアス社が提供するプラットフォームにより、YouTuber からブランドクリエーターま で全てのクリエーターは、自らのスーパーファン・コミュニティーとより深く直接的に関わる ことができるようになるため、より一層ファンのエンゲージメントを高めることが可能になり ます。また、スーパーファンにとっても自分の好きなクリエーターに関連したコンテンツをつ くることで、他のスーパーファンともつながることができるというメリットがあります。2015 年にプラットフォームをローンチして以来、ビクトリアス社は 100 以上のアプリの制作を通じ、 世界の著名クリエーターのファン・コミュニティー形成を支援しており、今後世界に展開して いく予定です。
電通ベンチャーズは、今後ますますクリエーターとファン・コミュニティーが直接的につな がり、そこで新たなコンテンツやビジネスが創造されていくものと期待しています。
当社グループは今回の出資を契機に、ビクトリアス社が開発する革新的なプラットフォーム の世界展開と同社による新しいビジネスの開発を支援してまいります。
ビクトリアス社のプラットフォーム画像ならびにビクトリアス社と電通ベンチャーズの概要 は以下のとおりです。
ビクトリア社のプラットフォーム
ビクトリアス社の概要
- 社名:
- Victorious Inc.
- 本社所在地:
- 米国カリフォルニア州サンタモニカ市
- 代表者:
- Sam Rogoway(CEO 兼創業者)
- 事業内容:
- スーパーファンプラットフォーム開発
- URL:
- http://victorious.com/
電通ベンチャーズの概要
- 名称:
- 電通ベンチャーズ1号グローバルファンド(Dentsu Ventures Global Fund I)
- ファンド総額:
- 100億円
- ファンド組成時期:
- 2015年4月
- 運用期間:
- 2022年3月までの7年間を予定
- 投資地域:
- 欧米・アジアなどの海外を中心に、グローバルに投資
- 投資ステージ:
- シード/アーリーステージを中心としつつ、ミッド/レイターステージも含む幅広いバランス投資
- 投資領域:
- (1)広義のマーケティング/コミュニケーションビジネスを変革しうる領域
- (2)上記に当てはまらなくともイノベーティブでポテンシャルの高い新領域
- URL:
- http://dentsu-v.com/